塾に通っているのに成績が伸びない高校生へ。
原因は「分からない」を放置する仕組みにある
僕は今、大学受験生の学習管理と個別指導をしている。
相談に来る生徒や保護者から、いちばんよく聞く悩みがある。
「塾にはちゃんと通っているのに、成績が上がらない」
授業は受けている。
塾にもお金を払っている。
それなのに、模試の結果が変わらない。
これは、本人の頭が悪いからでも、努力が足りないからでもないことが多い。
これまで受験完結塾に来た生徒の話を聞いていると、
原因はだいたい同じところにある。
分からないところが、分からないまま放置されていることだ。
先へ先へ進んで、取り返しがつかなくなった高2生
ある高2の生徒は、映像授業の塾に通っていた。
映像授業は、自分のペースでどんどん先に進める。
それ自体は悪いことではない。
でも、その生徒は、単元をしっかり理解できないまま次の講座に進んでいた。
1つの単元が浅いまま、次の単元に入る。
次の単元は、前の単元が分かっている前提で進む。
だから、また浅いまま終わる。
これを繰り返すうちに、理解の浅いところが積み重なって、
どこから手をつければいいのか分からない状態になっていた。
その生徒には、2つの問題があったと思う。
1つは、分からないところを質問・相談できる相手がいなかったこと。
もう1つは、自分のことを客観的に見られていなかったこと。
講座は進んでいる。
だから、自分は順調だと思ってしまう。
でも、実際には理解が追いついていない。
進んでいることと、できるようになっていることは、まったく別だ。
管理はされていたのに、質問が解決しなかった生徒
別の生徒は、参考書で自学自習を進めるタイプの学習管理塾に通っていた。
計画はある。
進捗の確認もある。
でも、分からない問題を質問しても、答えがあいまいなまま終わることがあったという。
その結果、分からないところを放置して、次に進んでしまっていた。
学習管理塾は、計画を立てて、進んだかを確認してくれる。
でも、「なぜ解けないのか」を一緒に解決できなければ、
分からない問題は、分からないまま残る。
管理だけでは、成績は上がらない。
伸びない生徒に共通する3つのこと
2人の話は、塾の種類はまったく違う。
でも、伸びなかった理由はよく似ている。
これまで指導してきて、塾に通っているのに伸びない生徒には、次の3つがあると感じている。
- 計画を立てていない目の前の授業や課題をこなすだけで、今週、何をどこまでやるかが決まっていない。
- 計画を立てても、その通りにできていない志望校から逆算して計画を作っても、思った通りに進まないまま、修正されずに崩れていく。
- 分からない問題を放置している質問できる相手がいない。質問しても、ちゃんと解決しない。だから、分からないまま次に進んでしまう。
どれも、授業の質だけでは解決しない。
授業の外の1週間を、どう過ごしているかの問題だ。
受験完結塾の1週間
受験完結塾では、この3つを全部まとめて見る。
まず、授業では本質を理解する。
解き方をなぞって、その場で分かった気になるのではなく、
なぜそうなるのかまで理解して、自分ひとりで解ける状態にする。
映像授業で先へ先へ進んでしまった生徒に足りていなかったのは、ここだと思う。
そのうえで、週の初めに、その週の計画を立てる。
授業以外の時間は、その計画をこなす。
分からないところがあれば、すぐに質問・相談する。
その場で解決して、また勉強に戻る。
質問に答えるのは、僕や、東大生をはじめとした難関大生の講師だ。
自分自身が受験で同じところにつまずいて、乗り越えてきた人たちが答える。
分からないところを、次の週まで持ち越さない。
そして、計画通りに進まなかったときは、
なぜ進まなかったのかを一緒に考えて、次の週の計画を組み直す。
授業で本質を理解する。
計画を立てる。
その通りに進める。
分からないところをその週のうちに解決する。
進まなかったら、翌週の計画を組み直す。
塾に通っているのに伸びなかった生徒に足りていなかったものを、
1つの塾の中で、全部できるようにしている。
高2で英検準1級に合格した生徒がやったこと
受験完結塾に通う高2の生徒が、英検準1級(S-CBT)に合格した。
その生徒がやっていたことは、特別なことではない。
毎週、単語テストと文法テストを受けて、インプットを固める。
英作文を書いて、添削を受ける。
英文要約を書いて、添削を受ける。
インプットは、毎週のテストで抜けがないかを確認する。
アウトプットは、添削で何が足りないかを一つずつ直す。
これを毎週、積み上げた。
分からないところを放置せず、毎週の計画をやり切れば、
高2でも準1級に届く。
※実際に指導した生徒の一例です。生徒のプライバシー保護のため、名前は伏せています。成果を保証するものではありません。
最後に
塾に通っているのに成績が伸びないとき、
本人を責める必要はないと思う。
足りていないのは、才能でも根性でもない。
計画があること。
その通りに進められていること。
分からないところを、その週のうちに解決できること。
この3つがそろっているかを、一度確認してみてほしい。
もし、どこが足りていないのか分からなければ、
無料相談で一緒に整理する。
今の塾をやめる前提でなくても大丈夫だ。
保護者の方だけの相談も受けている。